essential oil


さ行

エッセンシャルオイルは100%天然物質で、人工的に合成した物質を一切含まず、アルコール希釈などをしていない完全成分のものだけを指します。

シダーウッド

シダーウッドはマツ目マツ科の属の一つ。よく似た円錐形の形態をとるモミ属の近縁種である。ヒマラヤ山脈西部や地中海地方に自生し、ヒマラヤでは1500から3200年前ごろ、地中海では1000から2200年前ごろに発生したと考えられている。 アトラス山脈に自生するレバノンスギの変種C. atlanticaの葉高さは40-50m(時には60m)にもなり、ひび割れた表皮からスパイス香のする濃厚な樹液を出す。新芽は二枚の葉からなり、長い葉が枝を支える役割を果たし、短い葉が葉の大部分を担う。葉は針状の常緑性で8-60mmの長さで枝に対しらせん状についている。色は明るい緑から暗い緑、淡い青緑まで様々で、葉を保護するワックス層の厚さに依存する。松かさは樽型で6-12cmの大きさであり、モミと同様に成熟すると種子を飛散させるために自壊する。種子は10-15mmの長さで20-30mmの羽を持つ。また味の悪い樹脂を含む2,3個の突起があるが、これはリスなどによる捕食を避けるためだと考えられている。松かさの成熟には9月から10月に行われる受粉とその後の種子の成長が必要で、約1年間を要する。ヒマラヤスギ属の樹木はチョウ目の幼虫の餌にもなる。 ラテン語名のcedrusと属名のCedrusはともにギリシア語のkedrosに由来する。ギリシア語とラテン語でkedrosとcedrusは、現在ヒマラヤスギ属とビャクシン属に含まれる植物を表す言葉であった。ビャクシン属はギリシアに自生していたが、ヒマラヤスギ属は自生していなかった。そしてkedrosという言葉は中東に由来するものではなく、ギリシア内でビャクシン属を表す言葉として発生し、後に同じように強い香りを発するヒマラヤスギについても表すようになっていったと考えられている。cedarという言葉はヒノキ科、センダン科、ギョリュウ科など強い香りを発する他の種の樹木の名前の一部にも使われている。